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2019.07.01

F.I.N.的新語辞典

第42回| アンチポリューション

隔週でひとつ、F.I.N.編集部が未来の定番になると予想する言葉を取り上げて、その言葉に精通するプロの見解と合わせながら、新しい未来の考え方を紐解いていきます。今回は、美容の新たなスタンダードになりつつあるアンチポリューションをご紹介します。

モイスチャーUV[40g・SPF40/PA+++]3,500円(税別)/メディプラス

アンチポリューション【あんちぽりゅーしょん/anti-pollution】

アンチポリューション【あんちぽりゅーしょん/anti-pollution】

 

大気に含まれるさまざまな汚染(ポリューション)から肌を守る(アンチ=防御する、反する)という意味。大気汚染物質には、PM2.5や排気ガス、花粉、ほこり、たばこの煙などがあげられます。

 

「大気汚染物質が肌に付着すると、炎症を起こしたり、角質の脂質やタンパク質を酸化させることで老化を加速させるといわれています」と教えてくれたのは、国産スキンケアブランド〈メディプラス〉PRの安部尚子さん。アンチポリューションへの意識が高まり、各社からアンチポリューションコスメが次々と販売されるなか、〈メディプラス〉は日焼け止め「モイスチャーUV」が、肌に対して大気汚染物質の付着を抑制するというエビデンスを取得。使用することで肌にうるおいを与え乾燥を防ぐとともに、日焼けによるシミ・ソバカスを予防し、大気汚染物質の付着を抑制します。「モイスチャーUVはウォーターベースからオイルベースに変わるミラクルチェンジ設計を採用しているので、汗水に強いんです。また紫外線吸収剤不使用なのに白浮きが気にならず、滑らかに伸びるので、顔だけでなく身体にもお使いいただけやすいかと思います」。

 

コスメを取り入れるだけなく、日々のスキンケアもアンチポリューションに繋がります。安部さんによると、最も心がけるべきなのは保湿なのだそう。「乾燥している肌はダメージを受けやすいので、しっかりと保湿し、ダメージを受けにくい状態を作ることが大切です。きちんと保湿ケアをすることで、大気汚染物質のダメージを最小限にとどめます。また、肌表面に付着した大気汚染物質を洗顔料で洗い流すことも大事。大気汚染物質はメイクなどを通過して肌に浸透することもあるので、大気汚染物質を浴びた日はきちんと洗顔し、保湿ケアをすることが肌にダメージをため込まないポイントです」。

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