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2018.05.03

谷中日記

第2回| お披露目会にて感動のひとコマ

4月3、4日は未来定番研究所谷中オフィスのお披露目会でした。

この小さな古民家に2日間で約250名の方がお見えになりました。初日の前半は地元の関係者やご近所の皆様を中心にお招きしたのですが、それはもう大変な賑わいで、区長さんやら議員さん、お寺の住職さん、大学教授まで様々なお客様にご来場頂きました。もう壊されると思っていた建物がこのような形で再生されたことに感激して頂いたり、感謝の言葉を頂けたり、それはもう我々としてもこの場所にして本当に良かった・・・としみじみとさせられましたね。

そんな中、この建物で生まれ育った方がお見えになりました。小澤さんです。前回の谷中日記でお伝えしたとおり、ここは最近まで銅菊という銅細工職人さんのお家でした。その職人さんの娘さんです。そして、更にその娘さん、つまり職人さんから見ればお孫さんにあたる方とご一緒に、お二人で。つまり親子ですね。

それはもう、感激されました。こんなに綺麗になって、銅細工の道具も全部そのまま残して展示してあるので、まるでそこに亡くなったお父さんがいるようだと。涙ぐんで喜んで頂きました。そして、自分が生まれてから愛用してきたタンスや道具までそのまま保存してあるのを見て「懐かしい!懐かしい!これ見て!」の連続。

そりゃそうですね。このお家を出て行くときに置いていった生活道具は当然捨てられると考えるのが普通。まさか、綺麗に掃除して全て残っているとはね。

 

更にそのあと、2階の一部屋を40年以上も前に一時期間借りしていたという方(岡村さん)もお見えになって、驚き、懐かしんで頂きました。まさかこんな状態で事務所として使われるとは!とね。

いや、参りました。我々が自分たちの会社のために作ったオフィスの建物が地元の人にこんなに愛されていて、様々な人間ドラマやストーリーが隠れていたとは。そしてみなさんが今もこの場所を気にしてくれているとは。普通の事務所ビルでは考えられない出来事でした。これで我々も谷中の一市民になれたような気がした出来事でした。

いや~、谷中って東京のど真ん中にある壮大な田舎なんだなぁ~

(未来定番研究所 今谷)

写真:小澤さん母娘。

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