2018.12.21

谷中日記

Vol.9 都会のオアシス 朝倉彫塑館

 

 

谷中事務所から徒歩10秒のところに佇む、立派な建物・・・

この建物の中はいったいどうなっているのでしょうか?潜入してみました!

こちらの建物は「台東区立朝倉彫塑館」。かつては、彫刻家である朝倉文夫氏のアトリエ兼住居でした。現在の建物は1935年に建てられたもので、朝倉文夫氏自らが意匠を凝らして設計したものなんだとか。2001年には建物が国の有形文化財に登録、2008年には敷地全体が国の名勝に指定されている貴重な文化財なのです。通常は写真撮影禁止ですが、今回は特別な許可を頂き、館内を撮影させていただきました。

 

まずはじめは、こちらのお部屋!

天井高8.5メートルの開放感あふれるお部屋です。かつてはアトリエとして使われており、巨大な彫刻作品でも作ることができるように、これだけ高い天井高で作ったんだとか。

お次は書斎。天井まで本がびっしり。美術資料だけにとどまらず、歴史資料や制作資料も。眺めているだけでも面白いものです。

続いて中庭です。アトリエや書斎のモダンな雰囲気とは打って変わって、中庭を含む奥の居住スペースは和の雰囲気が漂っています。中庭の池の水は井戸水を引いているんだとか。

 

こちらは茶室。

朝倉氏は、中庭に面したこの茶室で過ごす時間が長かったそうです。

この中庭の風景が、朝倉氏のインスピレーションの源泉だったのかも・・・?なんて、思いを馳せるのも、歴史ある建築物を見学する醍醐味ですよね。

3階には、大きな和室が!こちらは「朝陽の間」と呼ばれるお部屋。饗応の間として使われていたそうです。円卓や丸い障子窓など、随所にある曲線が印象的なお部屋です。

山手線の内側に、こんなオアシスのような空間があるんですね!

谷中にお出かけの際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

 

朝倉彫塑館の詳細はこちらから↓

http://www.taitocity.net/zaidan/asakura/

(未来定番研究所 菊田)