2020.07.09

「働く」装いの未来。

第2回 〈and Supply〉代表・井澤卓さんの場合

オフィスで働く場合、男性は背広、女性は制服が当たり前だったいつの頃から、装いも大きく変わってきました。これから先、仕事における装いの役割はどのように変わっていくのでしょうか?様々な分野で自分らしく働く方に、働く服で大切にしていること、実際に働く時の装いについて伺う連載企画です。

今回お招きしたのは、〈and Supply〉代表の井澤卓さん。レタリングアーティスト、バー店主、会社経営者……とさまざまなな顔を持つ井澤さんに「働く装い」についてお話しいただきました。

Profile

井澤卓さん

クリエイティブスタジオ〈and Supply〉代表。Yahoo, Googleを経て2018年7月に独立。スペースデザイン、グラフィックに加え、自身もペインターとして壁画制作など空間に纏わるビジュアルを幅広く手掛けている。池尻大橋でストリートバー〈LOBBY〉を経営中。ホテル宿泊が趣味

装いのポイント

1.ボトムスは、スラックス+白スニーカーで清潔感のある印象に。

2.洋服がベーシックな色味が多いので、靴下の色で遊び心をプラス。

3.〈LOBBY〉を通じて知り合った友人・知人のブランドでの買い物がベース。

ペインティングなど体を動かす仕事も多いので、全体的に動きやすさを重要視しています。ボトムスは、黒、紺、グレーのスラックスが定番。それに、フードなどがついていないシンプルなデザインのトップスと、足元は白いスニーカーを合わせます。広告やコンサル業もやっているので、企業へ出向くことも。そんな時でもスラックスに白いスニーカーなら、程よくきちんと感が出るかなと。最近ではお店をまわって買い物をするというよりは、お店のお客さんや友人がやっているブランドのものを購入することが多く、それらがワードロープのベースになっています。海外にもよく行きますが、オーストラリアのメルボルン、NYのブルックリンといったような、カジュアルで無理をしていないリラックス感のある雰囲気の街が好きです。現地で出会うアートやインテリア、ファッションにインスピレーションを受けています。

6月1日(月)

会社のチームで昼の業務と夜のバー営業を兼業しているので、僕も週2日程度、バーで接客をしています。お店に立つ時は、できるだけ明るめの色を選ぶようにしています。これは、一枚でさらっと着られて、動きやすいパジャマシャツ。バーですが、あくまでカジュアルな雰囲気なので、洋服もTシャツなどのカジュアルな格好が多いです。

6月2日(火)

この日は、ペンティングなどの作業もなく、オフィスワークや商品の検品をする日。ちょっとオーバーサイズのロンTとスラックスで、動きやすくリラックスできるスタイルに。このロンTは、オーストラリアのメルボルンで出会ったブランドのもので、訪れるたび洋服を買うようになりました。

6月3日(水)

お店の営業中のスタイル。シャツは、お店の常連さんがやっているブランドのもの。この日もやっぱり、スラックスを中心に、ばさっと羽織れる着心地のいいシャツと白いスニーカーを合わせています。スニーカーに関しては、普段はアディダスのスタンスミスを履きつぶしては買うの繰り返しなのですが、最近は気分でナイキのエアフォースを履くことも。

6月4日(木)

お店で作業をする日。オンラインで販売を始めたペインティングをしたポットは、1つひとつ手作業で描いています。汚れてしまったスニーカーやTシャツなどは、作業用に。服がシンプルでベーシックな色味が多いので、靴下の色で遊ぶようにしています。これはお店のオリジナルソックス。

6月5日(金)

会社内やお店の壁画、イベントでペインティングの仕事の時は、オリジナルで作ったつなぎを着ます。機能性とデザイン性を兼ね備えたブランドのものなので、作業着としても優秀なだけでなく、きちんとおしゃれ。なのでユニフォーム的な意味合いで、みんなで着るとテンションが上がるんですよね。背中にはチーム名〈RELISH〉とメッセージを入れています。

〈LOBBY〉

住所:東京目黒区東山3-6-15 1F

電話番号:03-6457-5250

営業時間:18:00〜26:00

定休日:日曜、月曜

https://linktr.ee/lobby_ikejiri

「働く」装いの未来。

第2回 〈and Supply〉代表・井澤卓さんの場合

F.I.N.的新語辞典

第65回 C2C