FUTURE IS NOW

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V60のドリッパーとマグカップ

石渡さんが愛用する〈ハリオ〉V60のドリッパー。新しいモデルも登場する中、あえて定番のものを使い続けるのがこだわりなのだそうです。

ハレとケでいうと、日常の“ケ”を大事にしたいと思うので、食器や料理道具も同じものを使い続けることに意味を感じています。毎日飲むコーヒーであれば、円すい型のV60のドリッパーと、サンフランシスコにいたときに買ったクラフトのマグカップ。お店のスタッフから最新式のドリッパーを薦められることもありますが、自分にとって好ましいのはスタンダードであり、使い慣れていることだと考えています。

1973年京都生まれ。数々の飲食店の企画運営に携わった後に、2013年に株式会社WATを設立。〈ブルーボトルコーヒー〉や〈ダンデライオン・チョコレート〉の日本展開プロデュース・マネジメントや、三軒茶屋〈Coffee Wrights〉、大崎〈カフェ&ホール アワーズ〉などの街にとって必要な場としてのカフェの運営を行っている。話題の千葉県大多喜町のボタニカル・ブランデー蒸留所〈mitosaya〉にも参画。