FUTURE IS NOW

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金継ぎ、料理の盛り付け

器は生活の中の潤いのひとつだと思います。今まで気に入った器が欠けてしまった時は、長い間しまったままにしていることが多かったんです。代わりになるものを買うのにも、時間がかかり、どうにかできないかと調べてみると、金継ぎという修理方法を知りました。金継ぎのワークショップもありますが、業者で請け負ってくれるところがあまりなく、キットを使って直しても、万が一失敗してしまったら……と考えると少し怖かったので、まずは専門家の方に習いたいと思っています。自分の金継ぎの技術力が高くなれば日常的に自分でやってみたいですし、自分で直すことができたら、ストレスなく楽しく生活できそうです。また、ほかには料理の盛り付けも習いたいですね。1日の始まりと終わりは絶対に満足したいという気持ちがあるので、料理の盛り付けも、紙皿を使うなどのさりげない時にきれいに並んでいたり、立体的、かつ魅力的に盛れていたりしたら、嬉しいですよね。おいしく食事をすることで、その日のいいことが一つ増えるので、自分が盛り付けのコツを少しわかっていれば、疲れていてもその時の1番良い状態でできるだけ食事をとりたいと思っています。

都内ギャラリーでのサポートをした後、2011年に代官山蔦屋書店のコンシェルジュに。自身も現代アート作家として現在も制作を続け、キュレーター業も務める。アート界の最先端をチェックすべく、国内外の美術館やギャラリーをチェックすることをライフワークにしている。