伊丹十三『ヨーロッパ退屈日記』
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『ヨーロッパ退屈日記』伊丹十三（新潮文庫）
40年以上前の本ですが、食に関して一番影響を受けている本だと思います。これを読んでスパゲッティの茹で方にアルデンテというものがあることや、イタリアで一番単純なスパゲティの食べ方など、食の知識を得ました。食だけではなく、洋服や車の話もいろいろと語られているので、とても面白く、今でも読み返すほど大好きな一冊です。
1952年大阪府生まれ。株式会社ジオード・有限会社門上武司食研究所 代表取締役。関西の食雑誌『あまから手帖』の編集顧問を務めるかたわら、食関係の執筆、編集業務を中心に、プロデューサーとして活動。著書に、『門上武司の僕を呼ぶ料理店』（クリエテ関西）のほか、『スローフードな宿』『スローフードな宿２』（木楽舎）、『京料理、おあがりやす』（廣済堂出版）など。
http://www.geode.co.jp/