デサント オルテラインのインナーダウン
「“HCS DOWN”インナーダウン」DESCENTE ALLTERRAIN／バンクーバー五輪の日本選手団に提供するために、水沢ダウンとデサントによって開発されたオルテラインのダウンジャケット。それ以降はシャツやボトムなども含めて展開。／表地：ナイロン100%／裏地：ポリエステル100%／中綿：ダウン90%、フェザー10%／脇・袖下：ポリエステル100%
４年前くらいにダウンを探していて、友達に相談したらこのブランドを勧められたんです。早速、原宿の駅前にあるデサントの店に見に行ったら、アウターのダウンは値段が10万円以上したんですね。まさか買うものかと思って、話だけ聞くつもりでいたら…帰りには持っていました。オルテラインは、バンクーバーオリンピックの日本代表選手団のオフィシャルウェアとして採用されたらしいんです。そのくらい高機能で。完全防水だし、所々にジッパーが付いているので、暑すぎる時は熱を逃がせる。それと、一般的なダウンと違って、縫い目がないんです。熱圧着とかをしているんでしょうか、縫い目からダウンが外に溢れ出てこないんですね。ダウンを購入以降も引き続きオルテラインを買っていて、インナーダウンは２着持っています。スポーツウェアは機能に対し作り込んでいるので、そこからデザインに視線を向けると圧倒的に差が出るんですよね。そこら辺が面白いと思っています。
1998年東京藝術大学卒業直後にスタジオを立ち上げ、シェアオフィス HAPPAを経て、スキーマ建築計画を設立。 仕事の範囲は家具から建築まで幅広く及び、どのサイズにおいても 1/1 を意識した設計を行う。2013年には「タケオキクチ渋谷明治通り本店」がJCD デザインアワードで金賞を獲得。近年では、清澄白河や青山、中目黒などの「ブルーボトルコーヒー」の店舗設計を手がけ、話題となった。