FUTURE IS NOW

時代の目利きたちの“今”から未来を探るメディア

FUTURE IS NOW

アフロマンス 
パーティークリエイター・DJ・Afro&Co.代表

ソーシャル時代のインサイトを捉えた体験の設計、メディアやSNSの情報の設計、新感覚の空間プロデュースなど、世の中に新しいワクワクを提供するべく活動中。実績としては、2012年以降、「泡パ®」の名称で泡パーティーを全国に展開。他にも、街中を巨大ウォータースライダーに変える「Slide the City」やハウスミュージックに合わせてマグロをさばく「マグロハウス」など、プロジェクトは多岐に渡る。

http://afromance.net/

共通質問1)あなただけが気づいている、5年後には定番になっている「もの」や「こと」は何ですか?
3Dプリンターが普及して、ものの権利という概念が生まれるのではないでしょうか。大切にしてきたレコードが割れた時、収録されている音楽が同じでもまた新しいものを買えば済むとはなかなか思えないように、今の私たちは、ものは複製できないが故に価値があると感じています。しかし、3Dプリンターが普及すれば、データさえあれば世の中のあらゆるものが誰でも複製できるようになりますよね。ものは複製できるデータという捉え方に変わっていくと思います。そしてその時に初めて生まれるのが、ものの権利という概念です。今は、ものは簡単には複製できないので、権利を誰が持っているのかということはあまり意識されません。しかし、かつて音楽がレコードやCDからダウンロード可能なデータになった時にJASRACが出てきたように、ものが複製できるようになれば、原物の権利は誰にあるのか、著作権は誰にあるのかなど、プロダクトの権利を管理する機関が必然的に元締めとして出てくると思います。実際に今、ものの権利や法律をどう整備していくのか検討段階に入っているという話もあるので、ものに対する価値観の変化が訪れるのも、そう遠くないかもしれません。

 

 

共通質問2)あなたが幸せを感じる瞬間はどんな時ですか?
人の喜ぶ顔を見た時です。僕はもともとサプライズが好きで、友人の誕生日に、期待させないでおいて実は盛大なお祝いプランを練っておいたり、何かのお祝いで手作りのTシャツをプレゼントしたりなど、ちょっとしたことですが、よくやります。最近、ギフティング=「誰かに何かをしてあげること」こそ人間の究極の幸せなのではないかと思うんです。お金を稼いだり、ものを手に入れたりすることは、欲求というマイナスをゼロにすることはできますが、なかなか幸せまで結びつかない気がしていて、人間は社会的な生き物で、根本的には常に誰かのためになりたいと願っていると思います。自分が企画するイベントも、サプライズの対象が友人から一般の人になっているだけ。もちろん収益もないがしろにはできませんが、ペイフォワードという言葉にもあるように、自分が誰かにしたことは回り回って自分に返ってくると思うので、単体の損得だけを考えるのは無益な気がします。参加してくださる方はもちろんのこと、スタッフも含めてみんなが「ワオ!」という気持ちで楽しんでもらえることが、イベントの成功であり、僕にとって一番幸せなことなんです。

未来問答 No.28

あなたのやってみたいパーティーを教えてください。

参加者が手弁当で作り上げるパーティー

未来問答 No.27

あなたのお気に入りの冬の楽しみ方を教えてください。

長野・渋温泉で行われる「音泉温楽」

未来問答 No.26

最近、奮発して購入したものは何ですか?

ウニ柄の着物とパリコレ柄の帯

未来問答 No.25

あなたがいつか叶えたいことを3つ教えてください。

町を泡まみれにする、結婚パレード、バンジージャンプ付きクラブを作る