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開化堂の茶筒

開化堂の茶筒はサイズや素材のバリエーションが豊富で、見た目も可愛いので、〈幻幻庵〉や自宅でいくつも使っています。次に欲しいのは、携帯用の薄いタイプの茶筒です。普段から旅先には、熱湯を入れた水筒と、自分が手がけた茶葉を持っていくようにしています。お茶に関するプレゼンテーションをする時はもちろんのこと、ひょんなきっかけでお茶の話が出た時、その場ですぐに味わってもらいたいんです。コンパクトなサイズのものであれば使い勝手がいいと思うので、ぜひ新調したいと思っています。具体的には、今まさに開化堂さんにご相談をしているところです。僕は仕事でものづくりに関わる時であっても、あくまでも一消費者として自分が欲しいかどうかという点を重視しているので、いつか理想の茶筒が出来上がったら商品化したいですね。

1979年東京都出身。アパレル勤務などを経て、2010年に株式会社丸若屋を設立。プロダクトプロデューサー、プロジェクトプランナーとして、伝統工芸から最先端の工業技術まで今ある姿に時代の空気を取り入れて再構築、視点を変えた新たな提案を得意とする。14年、パリのサンジェルマンにギャラリーショップ〈NAKANIWA〉をオープン。17年春には渋谷に茶葉店〈幻幻庵〉を立ち上げ、世界に向けた“新しい日本茶カルチャー”の発信に取り組んでいる。
http://maru-waka.com/