FUTURE IS NOW

時代の目利きたちの“今”から未来を探るメディア

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歴史を感じさせる佇まい・エリア・バスタブ

国内でも海外でも、新しくてラグジュアリーな宿ではなく、昔からある古い落ち着きのある宿を選んでいます。特に重視するのは、部屋の壁と床の雰囲気。味わい深い木の床とか、ブロックやタイルに時代を感じる建物のほうが自然と落ち着くんです。それにせっかく行くので、その土地のカルチャーや時間の流れを肌で感じたいという気持ちが強くあります。最近よく行くパリでは、毎回好感度なショップが多いマレ地区周辺のエリアにこだわって泊まります。そして、バスタブがあること。以前、滞在先で体が冷えて体調が悪くなったことがあり、その時はバスタブがない部屋だったので、仕方なく部屋にあったゴミ箱にお湯を入れて足湯をしたこともあります(笑)。バイヤーの仕事は歩き回ることが多くてハードなので、その日の疲れをリセットするのにお風呂はやはり重要ですね。

1979年宮城県生まれ。2005年、夫とともに東京・中目黒に「JANTIQUES」をオープン。2014年より自身のブランド「FUMIKA_UCHIDA」を立ち上げる。同ブランドは、モデルやスタイリストなどからの支持も厚い。
http://fumika-uchida.com/