サンスペルのタンクトップ
4、5年前くらいから愛用しています。昔は買い付けで年に10回くらい、今でも5、6回はヨーロッパに行っていて、下着関係は毎回あっちで買うことが多いんです。古くなった下着は向こうで捨てて、入れ替えます。趣味みたいなものかもしれません。そうやって好きなものが固定化されてきました。最近、イギリスのよく行くエリアにサンスペルの店があるので、このタンクトップを。決め手は素材、色、形です。素材は、伸縮性があるものや、化繊が入ってるものはあまり好みではなく。色は、白や黒のものは選びません。出張が多いので、タンクトップは携帯にかさばらない点もいいですね。ものとしての佇まいも好きで、最近はこればっかりになってきています。
1975年福岡県生まれ。2000年からフリーのバイヤーとして、個人オーナーを対象に、古い家具や絵本など、ビンテージを中心とした卸の仕事を始め、2004年に東京都・世田谷区に「ビオトープ」の店舗をオープン。現在は、生活雑貨とグロッサリーの店「doinel」オーナーとして、感性を豊かにする暮らしや、背景のある美しいもの、作り手の意思が感じられるものを紹介する活動を展開している。