FUTURE IS NOW

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おとそをいただく

元旦は必ずおとそをいただきます。毎年、屠蘇散という生薬が入ったものを購入します。日本酒とみりんに屠蘇散をティーバックのように一晩つけておくと出来上がるもので、大みそかのうちにつけておき、新年にいただくのが正月の定番ですね。厄払いや、清める意味合いが含まれているため、自然と気持ちが引き締まります。母はしっかりとおせち料理の準備をするタイプの人でしたが、年齢が上がった今は、父が取り寄せています。姉と私は、その習慣が残っているので、きんとん、父の好物のなます程度は手作りしています。

共立女子大学在学中にデザイナーの故秋岡芳夫氏に影響を受ける。松屋商事(株)を経て、1999年独立し、スタジオ木瓜設立。一人で問屋業を始める。百貨店やショップと作家・産地をつなぐ問屋業を中心に、素材を限定せず、生活用具の展示会や企画アドバイスなどを行っている。