FUTURE IS NOW

時代の目利きたちの“今”から未来を探るメディア

FUTURE IS NOW

財団を作る、作品を残す、人が食べて落ち着くご飯屋さんを作る

1つ目は、50、60歳くらいになったら、女性が起業や啓発運動をする時に支援や資金を補填したりなど多方面から支えられる財団を作りたいです。最近、海外では財団を老後に作ったり、家族で作ったりなど小さい財団が増えていると聞いて、自分でもできるのではないかと思っています。今はそのステップとして、女性に向けたチャリティマガジンを自分で編集して作っています。女性が生きる上でいろいろな選択ができるように、誌面では社会問題を柔らかく伝えて、20、30代の若い世代も含めたすべての女性が自分ごととして社会のことを捉えられるようになれたらいいなと思います。2つ目は、作家として後世に残るような文章をひとつでも多く書きたいです。文章を書くこと自体が好きで、これからも人や社会に関わるさまざまなテーマで作品を展開していけたら嬉しいです。3つ目は、おばあちゃんになったら人を和ませるご飯屋さんをやりたいです。イメージとして、雑誌『ADVANCED STYLE』に出てくるような、元気で可愛い白髪のボブのおばあちゃん。スープやおかゆなど、人が食べてほっとするような食べ物を作って、みんなを癒したいですね。

1988年東京都生まれ。12歳まで義務教育を受けず、動植物と話したり野宿で日本一周したりと気ままに育つ。東日暮里の長屋でフリーのボディセラピ ストとして働いている。作家としても活動中。著書『家出ファミリー』(晶文社)など。
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