FUTURE IS NOW

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畳の部屋

青野さんが普段仕事をしている長野の事務所内の様子。ついものが散らかりがちな仕事場も、和室にすることによって自然ときれいに保つことができるといいます。

和室を使っていることで、部屋を自然とスッキリ保てているような気がします。和室は押入れがあって、畳の上にはものを置かないことが常だと思うので、心がけているというよりも、自然とものを出しっ放しにしないようにしなければという気持ちになるんです。編集者という仕事柄、本はもともと多いですし、『Spectator』や自分の関わる出版物の在庫を何百冊も抱えることもあるので、ものは増えていくばかり。でも和室の中では、ひとつの本棚に入らないものは、売るなどして処分するようにしています。ものを置かないと、空間も広く感じられて気持ちいいですね。

1967年茨城県生まれ。大学卒業後、2年間の商社勤務の後、92年インディマガジン『Bar-f-Out! (バァフアウト!)』を創刊。TCRC設立。99年『Spectator(スペクテイター)』創刊。2001年、有限会社エディトリアル・デパートメントを設立。11年、編集部を長野市へ移す。
http://www.spectatorweb.com