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槙田商店の傘

「1866(イチハチロクロク)-kawazu-」槙田商店/伝統の蛙張りの技法を用い、表は光沢の美しい先染めならではのシャンプレーの生地を使用。見る角度で繊細な色の違いを楽しめる雨傘。/サイズ:直径91cm×高さ93cm×親骨の長さ55cm/重量:約335g/素材:ポリエステル100%/色:レース×グリーン

5年ほど前から毎年1本ずつ、自分用と母の日にプレゼントで買っています。きっかけは織物の産地である山梨の富士吉田に工場見学へ行った時。そこで槙田商店さんの傘と出会い、傘の魅力にハマりました。今まで傘はあまり気にせず、それこそビニール傘でも平気でした。でも槙田商店さんの傘を使ってみたら、すごくよかったのです。まず見た目が綺麗なところ。ジャカード織機で作られた製品は、プリントでは出せない質感があり、内側から見ても美しいので気分が上がりますね。撥水製に優れた生地、丈夫な骨、肢の部分も天然木を使用していて、細かなところも完璧。江戸時代から傘の生地を織られているだけあって、織りのバリエーションも豊富。毎年新作を楽しみにしています!雨の日は憂鬱な気分になりがちですが、今では傘をさせると思うと嬉しくなります。

2005年からroomsに参加し、2012年「rooms地場産(現rooms Made in.)」のディレクター就任。日本の伝統工芸や民芸、地場産にまつわる産品の発掘及び販路拡大に力を注ぐ。2015年直営店「rooms Ji-Ba」を渋谷ヒカリエにオープンし、その他年間4-5本ペースでPOP-UPショップを実施。商業施設の日本テーマのイベント制作や、企業向けノベルティーの開発、地方自治体のプロデュースも毎年行っている。

http://www.roomsjiba.com/