FUTURE IS NOW

時代の目利きたちの“今”から未来を探るメディア

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新しい展示施設を作る、作家を美術史に残る存在にする、自由になる時間を作る

私が代表理事を務める日本芸術写真協会は、もともと写真作品を扱うギャラリーが集まった一般社団法人なのですが、将来そこで展覧会やワークショップを行えるような恒久展示施設を作りたいです。協会として作品をコレクションしたり、他界された写真家の作品をアーカイブすることも考えています。お客様との関係が身近に感じられるくらいの規模で、クオリティ重視でやっていきたいですね。あとは、弊社で作品を取り扱う作家を美術史に残るような存在にしたい。作家とは、夫婦のように対等な立場でものを言い合う関係がベストだと思っています。お互いに影響を与え合うことで共に成長していきたいですね。プライベートでは、波乗り(サーフィン)が好きなのですが、忙しくて今はほとんど行けていません。理想としては週に1回行きたいので、もう少し自由になる時間が欲しいです。私にとって仕事は趣味や遊びの延長なのでストレスにはなっていないのですが、深く考える時間や、リフレッシュする時間も時には必要ですね。

1963年東京都生まれ。日本を代表する現代美術ギャラリー、タカ・イシイギャラリーの創業者。主に国内外の写 真家を扱い、国際的に活躍。取扱い作家には、荒木経惟、森山大道など大御所写真家の他、新進気鋭のアーティストも所属する。
http://www.takaishiigallery.com/jp/