カメラマンの小野山要さん
フランスを拠点に、主にCMのカメラマンとして成功を収めているカメラマンの小野山要さんです。今年の2月に参加した、フランスのヴズールアジア国際映画祭で初めてお会いしました。彼は慶応義塾大学でフランス文学を学び、卒業してから単身で渡仏して撮影の勉強を始めたのだそうで、とにかくバイタリティーとチャレンジ精神に溢れているんです。英語もフランス語もどちらも流暢に話すことができるのはもちろんのこと、日本とフランス、両国の文化を深く理解しているので、誰よりも早く両国の橋渡しができるとともに、両国それぞれから発信できる人材なのではないでしょうか。彼は、今度は映画を撮りたいとのこと。同年代でもあるので、いずれぜひお仕事でもご一緒したいですね。
1983年広島県生まれ。Short Movie、CM、MVを中心に演出を手がける。CM演出は、Softbank、資生堂、LOTTE、toto、ENEOS、LAWSONなど多数。2014年には、短編映画『ゼンマイシキ夫婦』が、FOX短編映画祭 最優秀賞受賞、小津安二郎短編映画祭 準グランプリ受賞。その他ACCシルバーなど多数受賞。また、初の長編映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』は、第39回ヨコハマ映画祭 森田芳光メモリアル新人監督賞、第21回タリン・ブラックナイト映画祭 最優秀アジア賞(NETPAC)受賞、第24回フランス・ヴズール映画祭 国際審査員グランプリ受賞。